




京都で百年の歴史を持つ京絞染の技術を背景にしたアパレルブランド「KATAYAMA」の、公式サイトおよびECサイト構築を担当しました。伝統技法と現代的な美学が共存する、上品でオーガニックなブランドの世界観をウェブ上でいかに表現するかに重点を置いて制作しています。
私は、ウェブサイトにおけるデザインを「外見」とするなら、インタラクションはその人の「雰囲気」のようなものだと考えています。このプロジェクトでは、アニメーションの速度やホバー時のわずかな透明度の変化、そしてストレスのない読み込み速度といった細かなディテールの積み重ねによって、ブランドが持つ繊細で静かな空気感を形にしました。また、デザイナーから提供されたメインビジュアルを軸に、スマートフォン表示を含むサイト全体のレイアウトを自分自身で補完・設計し、どのデバイスで見てもブランドの佇まいが崩れないよう整えています。
実装面では、私にとって初めてのShopifyテーマ開発ということもあり、Liquid言語やShopify CLIなどの技術習得と並行して進める挑戦的な側面もありました。制作過程では、クライアントの環境に影響を与えないよう自分専用の開発用ストアを構築し、すべての更新をテストしてから反映させるワークフローを徹底しています。技術的な習得だけでなく、運用の安定性とブランド表現の質を両立させることを大切にしながら完成させました。